- オープナー
- ワイングラス
- ポアラー
- ワインストッパー
- ワインクーラー
今回は、ワインを自宅で楽しむ時に用意しておきたいグッズを紹介します。
ワインを自宅で楽しむためには、いくつか必要なグッズがあります。
ワインを開けるオープナーと、ワイングラスは当然必要ですね。
その他にワインを注ぎやすくするポアラーと、飲み残したときに手軽に栓ができるワインストッパーがあると便利。
白ワインやスパークリングワインを飲む時は、ワインの冷たさを維持できるワインクーラーも用意しておきましょう。
筆者はワイン歴15年以上、ソムリエ協会認定ワインエキスパートの資格をもつワイン好きです。
年間120本ほどのワインを家で楽しんでいますが、今回紹介するグッズは毎回のように使っていますし、これらがないワインライフは考えられません。
記事の後半では、これらのグッズがお得なセットになったアイテムも紹介しています。
ピンポイントで使える便利グッズも解説しているので、家飲みワイングッズをそろえるときには是非参考にしてください。
オープナーはソムリエナイフがオススメ
ワインオープナーには「最もポピュラーなT字タイプ」「両サイドに羽のような取っ手がついたウィング型」など色々ありますが、筆者はソムリエナイフをオススメしています。
使い方さえわかれば非常に抜栓が簡単で、なんといってもオシャレだからです。
ワインは雰囲気もとても大切。
スムーズにワインを抜栓すれば、パーティのスタートはバッチリと言えるでしょう。
瓶口に引っ掛ける部分がシングルタイプとダブルタイプの2パターンありますが、初心者はダブルタイプのほうが扱いやすいのでオススメです。
少し古いワインを飲む時は、瓶内と外気の気圧差でコルクが抜けづらいことがあるので、テコの原理を使うソムリエナイフは特に便利です。
ソムリエナイフの使い方は下記動画を参考にしてください↓
二枚刃オープナーもあると便利
古いワインを飲んだりするときに、コルクが劣化して弱くなっていることがあります。
弱ったコルクにソムリエナイフやT字タイプなどのスクリューを差し込むタイプのオープナーを使うと、コルクが途中で割れてしまう可能性も。
そんなときには二枚刃タイプのオープナーがあると安心です。。
このタイプはスクリューをコルクに差し込むのではなく、コルクを両サイドから挟んで引き抜くためコルクに傷がつきません。
劣化してもろくなったコルクでも安全に・簡単に抜栓することができます。
普通のワインを開けるときにも、コルクに穴が開かないのできれいにコルクを保存したい人に人気があります。
ただし、人工の樹脂製コルク(プラスチックコルク)は材質が硬く、二枚刃を瓶口に差し込んだ時に瓶が割れてしまうことがあるので使用できません。
使い方も非常に簡単ですが、コルクの種類を見て判別できないときは注意しましょう。
ワインを抜栓する際にコルクが割れてしまってお困りの方は「【自宅で出来る】ワインのコルクが割れる原因と対処法を解説」を参考にしてください。
二枚刃タイプのオープナーは下記動画のように使います↓
フィルムカッター
ソムリエナイフにはフィルムを切るナイフがついているので不要ですが、それ以外のオープナーを使う場合にはフィルムカッターもあると便利です。
使い方はボトル口に当ててクルっと回すだけ。簡単にフィルムを切り取れます。
ソムリエナイフでキレイにフィルムをカットするには少し技術が必要なので、簡単にカットできる道具を使うというのもアリですね。
ワイングラス
ワイングラスはすこしこだわったものを用意しましょう。
ワイングラス選びはワインの味わいに直結すると考えてください。
極端なことを例にすると、ワインをビールジョッキや湯呑で飲むことをイメージしてみましょう。
分厚くて香りが溜まる空間もありません。
舌に乗せて香りや感触をゆったり楽しむというよりも、喉でゴクゴクと飲む飲み方になってしまいますね。
形はワイングラスだったとしても、分厚い安価なものは、これと似たような状況に陥ることがあるんです。
ワインをおいしく楽しむ理想的なワイングラスに必要なポイントは、
- 飲み口部分がうす張りであること
- グラス下部が膨らんでいて飲み口部分が窄んでいること
です。
飲み口部分が薄くなっていれば、ワインの舌触りが感じやすくなります。
グラス下部が膨らんでいて飲み口部分が窄んでいれば、香りが逃げることなくグラスの中に留まります。
薄いワイングラスは洗っているときに割れてしまうことが多いですが、最近はクリスタルガラス製のものも増えてきました。
従来のものよりも割れにくく、扱いやすいのでオススメです。
筆者が自宅で使っているのは「シェフ&ソムリエのテイスティンググラス」です。
このワイングラスは、ソムリエ大会のブラインドテイスティングにも使われる公式グラス。
価格も手ごろで普段使いもしやすいのでオススメです。
詳しくは「【ソムリエ大会公式】初心者にもオススメの万能ワイングラス」でも解説しています。
ワイングラスの水垢対策をしよう
ワイングラスがいつの間にか水垢まみれ…経験がある人も多いと思います。
この水垢は、ワイングラスを洗ったあとの水滴を拭き取らず放置することで発生します。
洗ったワイングラスは放置せず、水滴をきちんとふき取るようにしましょう。
ふき取りの際、普通の食器用クロスだと、ワイングラスに繊維のゴミがついたりしてあまりキレイに仕上がりません。
筆者は下記のクリスタルガラス専用クロスを使ってワイングラスを拭きあげています。
マイクロファイバーでできていて速乾性もバッチリ。
大きさも普通の食器用クロスと比べてかなり大きいので、グラスをすっぽり包めて素手がグラスに触れることがありません。
筆者オススメのシェフ&ソムリエのテイスティンググラスもクリスタルガラス製なので、こちらのクロスが使用できます。
ワイングラスについてしまった水垢撃退法は「【ウロコ撃退】ワイングラスの水垢汚れの落とし方と予防法」をご覧ください。
ポアラー
オープナーやワイングラスはすでに持っている人も多いと思いますが、それと同じくらいポアラーも便利なグッズです。
瓶口に取り付ける注ぎ口みたいなやつですね。
ポアラーを使う利点は
「ワインが注ぎやすい」
「注いだあとの液だれが少ない」
です。
筆者は出先でワインを飲むときも、ソムリエナイフとポアラーをセットで持っていくようにしています。
ワインストッパーの役割も兼任するタイプもありますが、使った後の洗浄が少し面倒なのでシンプルなタイプがオススメです。
下記リンクのポアラーは、使うときはくるっと筒状にしてワインの瓶口に差し込むだけ。
終わったら水洗いして乾かせば何度も使えます。
ペラ1枚なので収納場所にも困らず非常に便利。
このタイプのものは使い捨てのものが多いんですが、こちらは水洗いで何度も使えるので筆者も愛用しています。
ワインストッパー
飲み残したワインの蓋するために便利なのがワインストッパーです。
一日で飲み切れなかったときに使いましょう。
「ワインはいつも一本飲み切るからいらないよ」
っていう人もいますよね。筆者も一本飲み切ることが多いです。
でもワインストッパーがあると、「時間がないけど一杯だけ飲んで寝たい」みたいなときにも気楽にワインを飲めるので便利。
ワインライフの選択肢が増えるので用意しておきましょう。
ワインの再栓は、抜いたコルクを手で差し直すだけでも2~3日程度は問題ありません。
しかしワインストッパーの中には、瓶の中の空気を抜いてワインの酸化を抑えてくれるタイプもあります。
酸化を抑えてくれればワインの日持ちが伸びるので、「週末飲んで、残ったら次の週末に飲もう」なんて飲み方もできるようになります。
スパークリングワインにはスパークリングワイン専用のストッパーを使うことになります。
さすがに翌週までとはいきませんが、次の日くらいまでなら炭酸も抜けないので変わらず楽しめますよ。
普通のワイン用ストッパー
スパークリングワイン用ストッパー
ワインクーラー
氷水とワインを入れるバケツ型のアイテムです。
白ワインやスパークリングワインを飲むことが多い人は持っておきましょう。
低い温度を維持できるので、長い時間冷たいワインを楽しめます。
自宅のテーブルにワインクーラーに入ったワインが置いてあるだけで、なんだかリッチな気分にもなれますよ!
自宅でワインを楽しむグッズをセットで買える
国内No.1ワインスクールのアカデミー・デュ・ヴァンが、ワイン初心者向けに家飲みワイングッズをセット販売してくれています。
上記の必須グッズのうち、ワインクーラー以外の
- オープナー
- ワイングラス
- ポアラー
- ワインストッパー
が入っています。
ワイングラスはなんと一流メーカーのリーデル製。
ポアラーは筆者イチオシのドロップストップだし、ソムリエナイフは初心者にも使いやすいダブルタイプです。
ワインストッパーは酸化防止タイプではありませんが、瓶にかぶせるだけで横置き保管もできるお手軽品。
送料無料も相まってかなりお買い得なので、これからワイングッズをそろえようとしているひとには特にオススメです。
まとめ
- オープナー
- ワイングラス
- ポアラー
- ワインストッパー
- ワインクーラー
今回はワインを家で飲む時に持っておきたいグッズを紹介しました。
一つ一つ注文するのも手間なので、アカデミー・デュ・ヴァンの初心者向けセットがオススメです。
今回紹介したもの以外にも、デキャンタやコラヴァンなど便利グッズはたくさんありますが、家で用意する優先度はかなり低いです。
素敵なワイングッズをそろえて、楽しい家飲みワインライフを送りましょう。
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