ソムリエ&ワインエキスパートの二次試験で実施されるテイスティング試験。
実はこのテイスティング試験で、ワイン以外のお酒も出題されます。
具体的には、グラスに注がれたお酒を飲んで「そのお酒が何なのか(ジンなど)」を答えるというもの。
飲んだことがないお酒の銘柄を当てるのは難しいため、試験の対策としては色々な種類のお酒を飲んで、味を覚えておくということになります。
かといって、世の中に流通するたくさんのお酒を一つ一つ買って飲んでを繰り返すのは現実的ではないですよね。
この「その他酒類」の配点は二次試験全体の3%程度とされています。
しかしこの3%が合否を分けることもあるのは事実。
「完全に捨て問にするのはちょっと怖い」
「ある程度は対策しておきたい」。
なんて気持ちになるのは当たり前です。
ということで今回は、そんな手の付け所が難しい「その他酒類対策」に特化した【ハードリカー】40種小瓶セットをご紹介します。
試験のメインであるスティルワインのテイスティングに注力するためにも、「その他酒類」はこのセットを使って効率的に対策しましょう。
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二次試験ではワイン以外のテイスティングも出題される
- ソムリエ試験:スティルワイン3種+その他酒類2種
- ワインエキスパート試験:スティルワイン4種+その他酒類1種
二次試験(テイスティング)では、スティルワイン以外に「その他酒類」の出題があります。
ソムリエ試験では2種、ワインエキスパート試験では1種類が出題され、配点は全体の3%程度。
スティルワインのほうが配点が高いので、事前準備の大半はスティルワインに時間を使うことが有効になります。
しかし配点が少ないからと「その他酒類」を完全に捨て問にするのは怖いですよね。
試験本番、「スティルワインのテイスティングにいまいち自信が持てないし、その上”その他酒類”も全くわからない」となったら、試験中のメンタルは悲惨なことになります。
「その他酒類」の試験問題は、4択の中からそのお酒の名前を選ぶだけ。
飲んでそのお酒の名前がわかれば正解です。
飲んだことがあれば正解できる可能性が高く、逆に飲んだことが無ければ運以外で正解できません。
もし出題されたお酒が分からなくても、4択中ほかの3択の味を知っていれば、消去法で正解にたどり着くこともできます。
つまり試験に向けて出来るだけ多くのお酒を味わっておくことが重要だということですね。
酒類を集めるお金と保管場所の問題
- 「その他酒類」の範囲が広大
- 何十種類ものお酒を集めるお金と保管場所の問題
- 可能ならたくさんの種類のお酒を少しずつ手に入れたい
一言に「その他酒類」といっても、その範囲は非常に広いです。
酒精強化ワイン、紹興酒、各種スピリッツなどなど、挙げればキリがありません。
普段からお酒をよく飲む人だったとしても、この世に星の数ほど存在するお酒を考えれば、飲んだことが無いお酒のほうが多いでしょう。
そんな中、試験に向けて「その他酒類」の対策をしようとすると、一本何千円もするお酒を何十種類も用意することになります。
かなりのお金がかかるし、飲み切るまで保存する場所も必要になって現実的ではありません。
「”たくさんの種類のお酒が少しずつ手に入る方法”があったらいいのに」と受験生はみんな一度は思うものです。筆者も思いました。
その”たくさんの種類のお酒が少しずつ手に入る方法”が、次項で紹介する【ハードリカー】40種小瓶セットです。
アカデミー・デュ・ヴァンの蒸留酒&リキュール 【ハードリカー】40種小瓶セット
- 1種30ml×40種類のテイスティングセット
- 試験に向けた解説動画付き
「蒸留酒&リキュール 【ハードリカー】40種小瓶セット」は、大手ワインスクールのアカデミー・デュ・ヴァンが販売している「その他酒類」の学習セットです。
アカデミー・デュ・ヴァンはパリ発祥で長い歴史を持つワインスクールで、ソムリエ&ワインエキスパート試験対策を長年積み重ねている実績があります。
過去の出題傾向から出題の可能性が高い40種類(蒸留酒20種+リキュール20種)の酒類をピックアップし、それぞれ約30mlの小瓶に入れたものがこのセット。
スクール講師の解説動画と解説資料までついていて、見た目・香り・味わいからお酒を判別するコツを教えてくれます。
解説動画を観ながらテイスティングすれば、普通にお酒を飲むよりも理解度あがりますね。
40種類ありますが、小瓶なので保管は省スペースで済みます。
小瓶の側面にはボトルNo.とお酒の名称がラベリングされています。
クール便の小箱で届きますが、蒸留酒とリキュールなので常温保存でOKです。
冷蔵庫を占有してしまう心配もありません。
セットの内容
蒸留酒
ボトルNo. | 名称 |
1 | Calvados |
2 | Cognac |
3 | Armagnac |
4 | Marc |
5 | Bourbon |
6 | Scotch |
7 | White Rum |
8 | Gold Rum |
9 | Dark rum |
10 | Eau-de-Vie de Framboise |
11 | Eau-de-Vie de Kirsch |
12 | Eau-de-Vie de Poire William |
13 | Grappa |
14 | Pisco |
15 | Dry Gin |
16 | Tequila |
17 | Vodka |
18 | Flavored Vodka |
19 | Aquavit |
20 | Awamori |
リキュール
ボトルNo. | 名称 |
21 | Jägermeister |
22 | Liquore Amaro |
23 | Cynar |
24 | Drambuie |
25 | BenedictineD.O.M. |
26 | Grand Marnier |
27 | Amaretto |
28 | Frangelico |
29 | Southern Comfort |
30 | Ouzo |
31 | Sambuca |
32 | Cointreau |
33 | Maraschino |
34 | Campari |
35 | Cherry Heering |
36 | Galliano |
37 | Pernod |
38 | Chartreuse Jaune |
39 | Suze |
40 | Chartreuse Vert |
解説動画
解説動画の内容 | 再生時間 |
01はじめに | 5:31 |
02無色透明の蒸留酒:ブランデー | 5:35 |
03無色透明の蒸留酒:スピリッツ&焼酎 | 4:15 |
04明るい~中程度の琥珀色の蒸留酒 | 6:35 |
05中程度~濃い琥珀色の蒸留酒 | 3:01 |
06無色透明のリキュール | 6:42 |
07明るい~中程度の琥珀色のリキュール | 7:49 |
08濃い琥珀色のリキュール | 6:39 |
09黄色のリキュール | 6:38 |
10緑色赤色のリキュール | 2:21 |
試験に出題されやすいラインナップとは言うものの、飲み屋や酒屋でも見たことないものが結構ありますね。
自分でこれだけの種類を買いそろえるのは難しいですが、このセットなら簡単に実現可能。
さらに付属している合計55分の解説動画のおかげで、実際にお酒を味わいながら特徴を理解していくことができます。
「その他酒類」を55分でマスターできれば、スティルワインのテイスティング学習に使える時間が増えますね。
30mlの小瓶のため、保管場所の確保もしやすいのもオススメの理由。
自分で買いそろえるよりも安価なので、二次試験を万全の状態で迎えたい人は、是非試してみてください。
【2024年度版】蒸留酒&リキュール 【ハードリカー】40種セット
最後に
- スティルワイン以外のテイスティングも出題される
- 範囲が幅広く、個人で網羅するのは難しい
- 多種類のお酒が少しずつ手に入るチャンスが欲しい
今回ご紹介したテイスティングセットは二次試験の対策に非常に有効です。
自分で一つ一つ購入するよりも安価で、保管も省スペース。その上解説動画までついています。
超有名ワインスクールが販売していることもあって信頼感も抜群。
二次試験対策に是非活用してください。
【2024年度版】蒸留酒&リキュール 【ハードリカー】40種セット
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