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焼酎/ソムリエワインエキスパート試験対策&練習問題

  • 甲類焼酎と乙類焼酎の違い
  • 蒸圧力による味わいの違い
  • 4つの地理的名称

ソムリエ&ワインエキスパート一次試験対策シリーズ。

今回は焼酎です。

焼酎は芋・米・麦などの穀物類を原料とした日本の蒸留酒です。

ソムリエ&ワインエキスパート試験では焼酎も出題対象になります。
しかし気負う必要はなく、基本的なことを知っておけばOK。

いくつかのキーワードと意味を結び付けておくだけで、試験問題でバッチリ解答できます。
しっかり得点源にできるようにしておきたいところ。

今回はそんな焼酎のポイントをまとめ、最後に練習問題を載せています。
丸暗記するだけの項目なので、練習問題を有効活用しましょう。

同じように日本酒を対策した記事もありますので、気になる人は下記リンクもチェックしてくださいね↓↓
・日本酒の重要ポイント&練習問題へ

ソムリエ&ワインエキスパート一次試験対策シリーズは、筆者が一次試験合格までに学習した内容を項目別にまとめたものです。
全ての記事にランダムで出題される練習問題がついているので試験学習にうってつけ。
独学・スクール通学を問わず、ソムリエ&ワインエキスパート試験合格を目指す人全員に役立てるようになっています
詳しくは下記リンクの記事をチェックしてくださいね。
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2種類の蒸留法

  • 連続式蒸留=甲類焼酎=ホワイトリカー1(アルコール36度未満)
  • 単式蒸留=乙類焼酎=ホワイトリカー2(アルコール45度未満)
  • 「本格焼酎」=単式蒸留を用いて特定の原料を使ったもの
  • 「ホワイトリカー」と「本格焼酎」は1971年に認可

焼酎はその蒸留方法によって大きく2種類に分けられます。

連続式蒸留器で造られたものを「甲類焼酎」、単式蒸留で造られたものを「乙類焼酎(本格焼酎)」といい、それぞれホワイトリカー①・②と呼ぶこともできます。

「ホワイトリカー」と「本格焼酎」の呼称は、1971年に認可されました。

単式蒸留は原料の個性が出やすく、連続式蒸留はほぼ無味無臭のクリアな味わいになります。
酎ハイやサワー、カクテルベースなどに使われるのは連続式蒸留ですね。

単式蒸留は昔ながらの伝統的な製法です。
しかし連続式(=新式製法)の甲類焼酎と、単式(=旧式製法)の乙類焼酎という言葉のイメージによって、「単式蒸留で造ったものが劣っている」という誤解を生んでしまいました。
その誤解を解消するため、条件を満たした乙類焼酎のみ「本格焼酎」という呼称を名乗ることが認められました。

常圧蒸留と減圧蒸留

  • 単式蒸留をさらに区分
  • 圧力を加えずそのまま蒸留する「常圧蒸留」
  • 減圧することで蒸留する温度を下げる「減圧蒸留」

単式蒸留は蒸留時のタンク内圧力によって、さらに「常圧蒸留」「減圧蒸留」に区分されます。

ポイントは「常圧」か「減圧」かで、蒸留に必要な温度に違い出るところ。

蒸留時の温度の違いは、取り出される香りに違いを生みます。
作り手はどういう味わいを目指すかよって、最適な蒸留法を選択しています。

それぞれの蒸留温度やどういった味わいの焼酎になるかを紐づけておきましょう。

蒸留法 備考
常圧蒸留 圧力を加えずにそのまま蒸留
沸点85-95度
豊潤で豊かな味わいを得られる
減圧蒸留 減圧することで蒸留する温度を下げ、結果として原材料の風味を残す
沸点45-55度
軽快で華やかな香りと淡麗でソフトな飲み口

焼酎(蒸留酒)のG.I.

  • 4つのG.I.が認定
  • それぞれの地域と原料を結び付ける

「壱岐」「球磨」「琉球」「薩摩」が蒸留酒の地理的表示(G.I.)として指定されています。
それぞれ「どこで造られるのか」「原料は何か」を紐づけておきましょう。

焼酎のG.I. 備考
壱岐焼酎 産地:長崎県壱岐市
原料:米麹1/3、大麦2/3
球磨焼酎 産地:熊本県球磨郡人吉町
原料:ジャポニカ米
琉球泡盛 産地:沖縄県
原料:タイ米
3年以上の熟成で古酒(クースー)の表記が可能
原料米全量を麹にして仕込む「全麹仕込み」で造る
薩摩焼酎 産地:鹿児島県
原料:サツマイモ(コガネセンガン種主体)

焼酎練習問題

テスト
本記事で解説した焼酎のポイントについてランダムで出題される練習問題を作成しました。
スキマ時間などに是非挑戦してみてください。

最後に

  • 連続式蒸留=甲類焼酎=ホワイトリカー1(アルコール36度未満)
  • 単式蒸留=乙類焼酎=ホワイトリカー2(アルコール45度未満)
  • 「本格焼酎」=単式蒸留を用いて特定の原料を使ったもの
  • 圧力を加えずそのまま蒸留する「常圧蒸留」
  • 減圧することで蒸留する温度を下げる「減圧蒸留」
  • 4つのG.I.の産地と原料を結び付ける

焼酎はキーワードをしっかり理解すれば試験で十分に解答できます。

今回まとめた内容について出題されたら確実に答えられるようにしましょう。

ソムリエワインエキスパート試験の勉強法はこちら↓

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